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【マーケティングコラム】下期予算消化施策としてのオウンドメディア開設のすすめ

2025年10月22日

下期予算消化施策として、オウンドメディアを開設しようと考えている企業が増えています。重視すべきポイントについて書きました。

下期のマーケティング予算消化の手段として手っ取り早いイメージがあるのか、最近、オウンドメディアを始めたがっている企業が増えていると、ある大手のPR会社の担当さんから聞いた。正直、オウンドメディアの有用性って、ずいぶん前から言われていたような気がするけれども、なかなかオウンドメディア熱が高まらないなぁ、と思っていたが、めちゃくちゃタイムラグがあるけれども、ようやくなんだという感覚だった。

当初、オウンドメディアは、なんとなく内製しなきゃねって空気感があったのか、それが逆にハードルを高めていたのかもしれない。でも、最近はSNSネイティブの若者が入社し、数年たって、マーケ担当になったり、メディアの運用をご担当するようになって、内製に対する抵抗がなくなったのかも。皆さん、お写真も上手だし、スマホカメラの画質も十分。日常的にSNSを活用して発信慣れしているせいか文章もうまい。確かにオウンドメディアの内製には十分な実力を有している。

しかし、困っているのはオウンドメディアを継続させること。要するにネタが枯渇する。当然のことながら、オウンドメディアのコンテンツは継続発信してこそ意味がある。SEO的な効果もさることながら、最悪なのは途中でコンテンツが終わってしまうと、その企業の姿勢が問われてしまうという問題。なんでも途中で投げ出してしまう中途半端な会社というイメージを発信することにもなりかねない。

そこで必要になるのがインタビューだったりする。資料ベースの記事ライティングから脱却し、ちゃんと社内外のしかるべき専門家の話を聞いてオリジナルの記事を製作すれば内容的にも面白いモノができるし、一気にネタの幅も広がる。しかししかし、インタビューはそれほど簡単ではない。例えばトップインタビューや自分の上司、先輩へのインタビューはやりづらいし、社内の人間だけで取材を完結しようとすると、どうしても内輪乗りになってしまい、外部の読者に響かない。それではコンテンツを制作する意味がなくなってしまう。そこで重要になるのが外部インタビュアーの活用だ。実際に私もオウンドメディアがらみの案件で、インタビューだけを請け負うケースも少なくない。もう5年以上続いているオウンドメディアもある。詳細は別の機会に説明したい。

で、私のような外部インタビュアーから音声データ、もしくは文字起こしを受け取って、後は内製するという会社も増えている。丸っと制作会社に委託するのではなく一部外注制作であれば、費用も抑えられる。もちろんお金がある会社であれば、広告代理店やPR会社に丸っとお願いしてもいいけれど、結局、代理店やPR会社経由で弊社に声がかかってくる。

効果もわからない施策に最初から予算を投入できないというのであれば、ミニマムで始められるのもオウンドメディアの利点だ。例えば「note」のようなサービスを使ったり、SNSをオウンドメディア的に運用してもいい。ある程度自走しながら、ここぞの場面だけはプロに頼むというのが今時のオウンドメディア運用かもしれない。まずはプロに相談

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