【USER’S VOICE】パーソルホールディングス様がエーアイプロダクションを活用し続ける理由とは?
オウンドメディアの立ち上げから1年以上ご愛願いただいているパーソルホールディングス株式会社の中川様に、「エーアイプロダクションを起用し続ける理由」をお聞きしました。(聞き手:加藤しほ)
—— まずは事業のご紹介からお願いします。
(中川様)パーソルグループは、人材派遣サービスのテンプスタッフ、転職サービスのdodaなどを扱い、「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げる総合人材サービスグループです。その中でパーソルホールディングスは、グループ経営をリードする役割を担っています。
—— その中で中川様はどのような業務を担当されていらっしゃるのでしょうか?
(中川様)パーソルグループ中期経営計画2026で、経営の方向性として「テクノロジードリブンの人材サービス企業」となることを目指しています。
私は、グループ全体のテクノロジー人材・組織の拡充をアシストするテクノロジー領域に特化した広報活動を担当しています。
——現在社員インタビュー記事を継続しておまかせいただいていますが、もともとどのような背景があったからでしょうか?
(中川様)テクノロジー活用やDXに注力している企業が多い中、パーソルが「テクノロジードリブンの人材サービス企業」であるという認知や、存在感を醸成したいという背景があったからです。
1年半ほど前から弊社では、
①パーソルグループがテクノロジー活用に注力しているという認知を獲得したい
②パーソルグループのテクノロジー活用に興味・関心がある方の受け皿となる場所がほしい
という理由から「テクノロジーで拡げる“はたらく”未来を伝えるメディア」として、TECH DOORというオウンドメディアを立ち上げました。
中長期目線ではありますが、オウンドメディア内に記事を蓄積し、検索され得る情報をたくさん発信することが非常に重要だと思っています。
——オウンドメディア立ち上げ当初は大変でしたか?
(中川様)はっきり言ってしまうと、最初はカオスな状態でした(笑)。
メディアの方向性はギリギリ固まっていましたが、どのようなインタビューや記事を作成すべきか、何を準備すればいいのか、勘所も全くなくて…。
そのようなときに、グループ会社から伊藤さん(弊社代表)の評判とご実績をお聞きして、ご紹介を受けました。
そこから1年以上お付き合いがあり、今に至るのですが、弊社のオウンドメディアは、まさに「エーアイプロダクションさんと一緒に作りあげたもの」。
今でこそ、さまざまな記事で充実したコンテンツになってきましたが、1記事目は伊藤さんをはじめとするエーアイプロダクションさんに作成いただいたんです。
オウンドメディア立ち上げ当初の大変だった時期から、会社に足を運んでくださる回数が多く、お会いする機会も多かったのを今でも覚えています。
もはや社員のように日頃からいろいろなお話をしつつ、まるっと受け止めてあたたかく包み込んでくださり、柔軟にご対応いただきました。
——立ち上げから二人三脚で進めてこられたのですね。弊社伊藤には、テクノロジー領域の役職者の方のインタビューを中心にご依頼いただいていますが、その理由は何かございますか?
(中川様)伊藤さんには、グループ各社のテクノロジー領域の役職者へのインタビューを中心にご依頼しています。
その理由は、伊藤さん自身が「ビジネスに対する理解度や感度が高く、どのような層の方とでも対等に話せるコミュニケーション力」をお持ちだからです。
テクノロジー領域の役職者のお話は、難易度が高く複雑なもの。事業や組織、戦略の話など、視野が広くレベルも高いです。
それでも伊藤さんは、会話のキャッチボールができる安心感と、踏み込んだ質問ができる鋭さがあります。
——ありがとうございます。その他、伊藤のインタビューの特徴などはありますか?
(中川様)話したり、コミュニケーションをとったりするのが苦手な社員でも、伊藤さんのインタビューでは、流暢に話してくれるんです。
「聞かれたから無意識に話したことが、実は自分が伝えたいことだった」と、言う社員がたくさんいるほど、自然にスルスルと本心を話してしまうのが伊藤さんのインタビュー。伊藤さんの世界観というか「伊藤さんワールド」に、みんな引き込まれるんですよね…。
「本音を話せていない」ということは一切なく、思っていた以上に会話から引き出して深掘りしてくれる伊藤さんのインタビュー技術とお人柄には、いつも感動してしまいますし、魅力に感じています。
80件ほど伊藤さんとコンテンツ作成をし、常にコミュニケーションをとりながら信頼関係を築いてきたので、「伊藤さんが聞きたいことにまかせれば、間違いなくよいコンテンツができる!」と確信しています。
この先も末永くお付き合いをできると大変ありがたいです。
——不思議と心の内を明かしてしまう、伊藤ワールド!とても共感します。弊社のライター、カメラマンにも信頼を寄せていただいているとお聞きしました。
(中川様)伊藤さんのインタビューをライターさんが記事にしてくださってますが、弊社側であまり手を加えることなく公開に至っているほど、仕上がっているんです。
凝縮されている整った記事なので、よりよいコンテンツ作りに貢献いただいています。
また、社員インタビューの写真撮影をお願いしているカメラマンさんは、イメージにぴったりの写真を撮影してくださるように。弊社の他の記事の写真をしっかりチェックしていただいているようで、弊社の温度感に合わせながら、どのような写真が最適か、考えてくださっているんですよね。
こちらが要望を細かくお伝えしなくても、「先回りしていい塩梅で撮影してくださる」ので、非常に感謝しております。
——お褒めいただき、ありがとうございます!外部クリエイターを起用いただくメリットはどうお考えでしょうか?
(中川様)インタビュアー、ライター、カメラマンと、外部の方を起用するメリットは、たくさん実感しています。
オウンドメディアの運営自体は社内でも可能ですが、リソースが大幅にとられてしまうのがネック。本来集中すべき業務に集中できなくなるケースもあるかもしれません。
その点プロの方におまかせすれば、完成度が高くなるのはもちろんのこと、企画や他のことに時間を割けるようになるので、よりクオリティの高いコンテンツ制作が可能になりますよね。
また、外部のインタビュアーの方が相手だと、インタビューを受ける社員は、伝わりやすい内容や分かりやすい言葉にしようと、噛み砕いて話すんです。
外部の方にご協力いただくからこそ、適度な緊張感の中で、対外的な発信に適した内容の充実したインタビューになることを実感しています。
——外部のクリエイターにまかせることでたくさんのメリットがあるのですね。採用活動でもよい影響があったとうかがいましたが、詳細を教えていただけますか?
(中川様)「御社のあの記事が後押しになって入社を決めました!」という声が、ここ1年半ほどで格段に増えており、きっかけの1つではありますが、採用にも貢献していることを肌で感じています。
「どういう戦略を今後描こうとしているのか」という会社の全体観の話が、分かりやすくインタビュー記事にまとめられているので、非常に参考になっているようです。
弊社の取り組みや強みを外部に発信するだけでなく、採用チームが活用したり、グループ会社内で記事を共有してもらうなど、1つのオウンドメディアでたくさんの活用方法があるのもメリットですね。
——具体的にお聞かせいただきありがとうございます。今後の展望と、弊社に期待したいことはありますか?
(中川様)テクノロジーに注力する弊グループの方向性は変わりませんので、引き続きオウンドメディアのニーズや必要性は問われています。
現在、今後の方向性を思案しているのですが、今まで通りの記事を載せながら、もう少し外部接点を広く持ったような形の企画も考えています。
いろいろな角度でテクノロジーというものを捉えて発信する際にも、安心しておまかせできるのがエーアイプロダクションさんという理解でおりますので、引き続きお力添えをいただけたら嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします!
——お忙しい中、貴重なお時間ありがとうございました。こちらこそ引き続きよろしくお願いいたします!
取材・文=加藤しほ(エーアイプロダクション)
(取材協力)パーソルホールディングス株式会社
https://www.persol-group.co.jp/
グループテクノロジー推進本部
テクノロジー企画部 テクノロジー広報室
中川 真利奈 様