【無料】でプロ・インタビュアーに問い合わせてみる
A.I.P. journal
“A.I.P.Journalは、人の“思い”や“知見”が集積するインタビュー・プラットフォーム。インタビューイーが語るリアルなエピソードの中に、現代社会を生き抜くヒントを読み取ることができます。

【USER'S VOICE】パーソルキャリア株式会社様が外部インタビュアーを活用する理由とは?

2021年05月28日
リモートインタビューユーザーボイス

いつもご愛顧いただいているパーソルキャリア株式会社様に、弊社代表取締役インタビュアー・伊藤を起用し続ける理由についてお聞きしています(聞き手:近藤由美)。

――まずは御社の取り組みとメディアのご紹介からお願いします。

斉藤さま:パーソルキャリアは、「人々に“はたらく”を自分のものにする力を」というミッションを掲げ、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」など複数のサービスを提供しています。私が所属しているテクノロジー本部は、テクノロジーを活用して転職や“はたらく”にまつわるビジネスをリードする役割を担っており、売り上げに貢献するとともに、新たなビジネス開発も行なっている部署です。

斉藤 孝章 様 デジタルテクノロジー統括部 ゼネラルマネジャー

 

それらの活動をよりオープンに発信するために、デジタル広報としてTechリレーショングループという部署を創りました。テクノロジーを扱う高い専門性を持ったエンジニアさんに向けて、Tech領域の専門的な広報活動を担い、テクノロジーの面からパーソルキャリアがどのような取り組みを行っているのか、どのような技術を活用しているのかを発信しています。

森田さま:そうですね。まさにミッション実現を後押しするために、テクノロジー本部が新設され、人と組織のさらなる強化をしていくことが決まり、そこでエンジニア採用と、入社後ギャップ解消を目的としたメディアとして「techtekt(テックテクト)(https://techtekt.persol-career.co.jp/)」が立ち上がりました。

森田 千瑛 様 テクノロジー本部 組織開発部 Techリレーショングループ

 

“技術”、“制度・環境”、“社員”、“サービス”の4つのカテゴリーがあり、エンジニアリング組織のプロジェクト事例や組織文化などを通じて、“はたらくリアル”をありのまま伝えることをコンセプトにしています。メディアとして大事にしていることが大きく2つあります。1つはブランディングの強化です。これまでの当社のイメージは、テクノロジー人材が活躍しているということより、「営業」や「総合職」の印象が強かったのですが、これまでのイメージにプラスして、今後はテクノロジーの活用やエンジニアリング組織のイメージも拡げていきたいと思っています。2つ目は、入社後ギャップの解消です。これからテクノロジー人材が不足していく中で、会社が選ばれる側としてスタンスを変えていかなければなりません。組織の中身をオープンに発信し、事前に社内の情報を知ったうえで入社してもらうことで、ギャップなく、存分に自分の力を発揮してもらいたいという願いがあります。副次的な効果として、イベントへの登壇や記事露出することを積極的に行う文化の醸成があります。このメディアを通じて社員一人ひとりが自社を発信することを意識づけることができると思っています。

――弊社のお取り引き先の広報の方から、「ここまで会社の情報を生々しくリアルに発信できるのは本当にすごい! そうした文化が醸成されている『パーソルキャリア』さんすごい!」とお声がけいただいたことがあります。生々しく伝えるのは、これから入社する方が、どんな会社か正しく理解するためであり、働く人のことを大切に考えた画期的な取り組みだと感じています。

森田さま:ありがとうございます、運営している側は大変ですが……(笑)。

斉藤さま:本当に。この数年で大きくヒトも増えましたね。バックグラウンドが全く違う人たちが集まるので文化が多種多様で、やはり部署ごとに文化があると言ってもよいと思います。だから「techtekt」で発信することで、「こんな人が横のチームにいる」って気づくこともあるようで。記事をきっかけにして、社内で問い合わせたりするんですよね。そうしたチームの垣根を超えたコミュニケーションに一役買っていることがこのメディアの特徴ですし、赤裸々にしているのはそういう理由もあります。

それと、エンジニアさんにとって新しい働き方の提案にもなると思っています。これからフリーランス化が進んでいくと、会社や組織というより個人が繋がっていくことが増えていくはず。そうした社会背景を考えても「私はここにいるよ」と示していかないと、エンジニアさんの存在意義が薄れてしまう。そんな手助けをしたいという思いも散りばめています。

――以前、斉藤さまが、「一人ひとりが発信していくこと、メディアに登場することが大事」とおっしゃっていたのが印象に残っています。一般に、大きな会社に所属していると個が埋没しがちに。ですがこれからの時代、個が立つことの重要性を改めて気付かされました。

斉藤さま:社内にはいろいろな意見がありますが……。けれど、こうしたメディアの場で発信することで、帰属意識が醸成できる。会社への定着率にもかなり影響していると思いますね。ただ、他の事業会社さんが同じことをしようとしたときに難しいと感じる部分があるとすれば、我々の部門は、広報ではなく、テクノロジーの現場からこれを発信しているということがポイントだと思います。

――現場から発信しているメディアなんですね。その企画の立ち上がり当初から、インタビューは外部に依頼しようとお考えでしたか?

森田さま:そうですね。例えば私が取材すると、同じ社員の一人なので、どうしてもバイアスがかかってしまう。それに、知っていることを改めて聞きに行くのも変だし、「うちの会社ってこうだから」と無意識のうちに取捨選択をしかねない。それで「外部の人から客観的に話を聞いてほしい」、「うちの会社“ならでは”のことを、外部の人から聞いてほしい」という思いは立ち上げ当初から持っていました。……と同時にぶっちゃけて言うと、立ち上げたときは一人だったので、一人で全部署をやりくりするのは無理な状況だったというのもあります。

斉藤さま:マネジメントの立場からすると、伊藤さんにお願いしているのは、外部のインタビュアーさんに取材いただくことによって、「弊社の社員が、社外に発信することを育成していただいている」というイメージです。インタビュイーの同僚である森田がインタビューしても日常会話になってしまう。けれど、外部の人と話すと「自分が何を発信するべきか」、「何を発信すればtechtektが魅力的に映り、自分の組織の良さを活かすことができるのか」を自然と考えることができますし、それを引き出してもらえることがすごく気持ち良かったりもします。今後、“個“の力で登壇やビジネス案件などを引き寄せる力が必要になることを考えると、その辺をうまく引き出してもらえることが外部の方と接することの利点だと思います。これは、外部のメディアの皆さんからするとなかなか気づかないところだと思いますが、実はそういう狙いもあったりします。実際に、登壇する機会は増えましたし、オンラインのディスカッションもうまくなっている実感を持つことができます。

――インタビューを経験することで、人に伝える練習になっていたということですね。

斉藤さま:後からの気づきですが、トレーニングになっていましたね。

――もともと他社さんに依頼されていたそうですが、伊藤にお声かけいただいたきっかけを教えてください。

森田さま:きっかけは、当社の「TECH Street(テックストリート)(https://www.tech-street.jp/)」というテクノロジー人材を集めるコミュニティを運営していて、そちらで伊藤さんにお願いしていたご縁から、「techtektの領域もお受けできます」、とお声がけいただいたのがきっかけです。

伊藤さんは、インタビューに定評があったので、一度お願いしてみよう、となりました。

斉藤さま:インタビューもそうですけど、臨機応変に色んなことを一緒にやってもらえることが僕たちとしては心地良いですね。距離感がいい意味で近く、僕たちがやりたいと思うこととのフィット感があったのも伊藤さんを選ばせていただいた理由の一つですね。

森田さま:私たちも立ち上げたばかりで、手探りにさまざまなことをチャレンジしながら進めていました。なので、既定のやり方にとらわれず、柔軟に「まずやってみよう!」ということを一緒に取り組んでくださっているのは本当に助かりました。

――ここで改めて、インタビュアー伊藤の仕事の特徴はどんなところにあると思われますか?

森田さま:1年で70本近くお願いしたインタビューのすべてに同席させていただく中で気づいていることは、対個人のキャリア観を引き出すインタビューが圧倒的に素晴らしいです。インタビュイー自身も気づいてない自分の価値観や無意識にとっているスタンスを、言語化して引き出してくださるので、安心して任せられます。インタビューされる側も理解を深めながら話せるので、気持ちよく話せるということに繋がっていると思います。そのあたりは、伊藤さんのお力だなと感じています。社内の人間の多くが外部に露出することに慣れていないなので、緊張していたり、カンペを作ってきてその通りに読んじゃうこともあるんですが、伊藤さんは、カンペ通りの答えだと納得してくれない(笑)。そして、カンペにはない想いとか、書き切れていないところまで、ちゃんと引き出してくれるんです。インタビューを受けた社員たちは、「本当に楽しく取材ができました」、「楽しすぎて逆に喋り過ぎました」とか、「余計なことまで言っちゃった気がするから、後で原稿チェックさせてください」なんてことをよく言っています(笑)。

――斉藤さまは伊藤からインタビューされたことがあるそうですが、その時の印象を教えてください。

斉藤さま:森田も言っていた通り、シナリオ通りに進むと話す側からしてもつまらない。僕もスクリプトは作って臨むんですが、ほぼその通りにはしゃべらない。それと同時に、聞き手の人も予定通りの質問しかしてくれないと気持ちがのらない。

だから、僕たちが赤裸々にサイトを作れているのも伊藤さんのおかげだなと思っています。他には出ていないリアルを引き出してもらえる楽しさがありますね。なかには、しゃべり慣れていないメンバーもいるので、様子を見て柔軟に対応してくださるのはさすがですね。

森田さま:伊藤さんは、「はたらくリアル」ということをすごく意識してくださっているので、質問の中に現場ならではの思いを汲んでくださいます。私が企画を作っていますが、「一般的に見たときにどうですか」とか「他の会社と比べたときにどうですか」と、外からの視点を意識して聞いてきてくださるので、伊藤さんのそうした機転に助けられています。

斉藤さま:緊張感の作り方も上手だなと思いますね。普段の僕は、「素」の部分を見せることが多いので、砕けた雰囲気を大事にしていますが、対外的に立場のある取締役執行役員との対談のときは、適度な緊張感の中で話をリードしてくださいました。何と表現して良いのかわかりませんが……、TPOに合わせた空気の作り方が上手ですよね。

森田さま:確かに、あの対談の時はそうでしたね。溶け込んでくださるときはすごく溶け込んでくださって、安心して話せる場作りをしてくださいますし、お互いに知り過ぎておしゃべりが多そうだなという時はピシッとしてくださるので、場が締まりますね。

――アウトプットするものの意図を理解して単に話を聞くだけでなく、場の雰囲気作りできるということですね。

森田さま:そうですね。その場に合わせた空気を作ってくださるというのが近いかもしれません。

――そういうインタビュアーは他にいないものですか?

斉藤さま:あまりいないと思いますね。また僕自身も登壇したり、モデレーターをすることも多いので、伊藤さんのそうした立ち居振る舞いや対応を参考にしています。

――事業会社が直接、外部クリエイターを活用するメリットはどのようなことだと思われますか?

森田さま:クリエイターさんと直接やり取りするメリットは、こちら側の意思を齟齬なくお伝えできることですね。過去別のメディアでも代理店さんとのやり取りも経験しましたが、間を介すことによって伝わりにくい側面もありました。その違いはすごく大きいかなって思っています。

それに、長くお付き合いいただけると、社内の事情も理解していただけるので、そのあたりはすごく助かっていますし、インタビュイーにとっても、外部の方に入っていただくことで、構造的に物事を理解して、発信する力がついていると思います。メディアに出ることを通じて、ブランディングや採用を、社員の一人ひとりが自分ゴト化する価値も大きいと思いますね。

――ありがとうございます。それでも事業会社の方々は、直接クリエイターを使うという発想になっていないのは、どのようなハードルがると思われますか?

森田さま:個人的な考えですが、直接クリエイターの皆さんとやり取りする場合、自分たちでしっかりとディレクションする必要があるので、そこがハードルになっているかな、と思っています。依頼者側は、「どの部分を任せたいか」を明確にしておかないと、成果物がブレたり中途半端になってしまいます。なので、企画、取材、原稿執筆など、コンテンツ制作におけるどの部分を自分たちの会社で対応し、どの部分をお任せするのか、ということをしっかりと理解しておく必要があると思いますね。それがわからない場合は、代理店さんに間に入ってもらったほうがいいのかもしれません。それらを理解して、しっかりとハンドリングができるのであれば、直接依頼したほうがコスト面でのメリットも大きいと思います。

斉藤さま:マネジメントの立場からすると、外部クリエイターさんに依頼することで数をこなせることも大きいですね。これはすごくインパクトが強い。経営陣からすると、費用をかけた分、数字という目に見える結果があるのは大きいです。事業会社としては、骨格とクリエイティブをある程度固めたら、あとはお願いしますという流れが、やりやすいのかなって思います。そして、本数を増やしてもらうことが、外部のクリエイターさん、伊藤さんに依頼する意義と価値かなと思っています。それに、お付き合いが長くなればなるほど、融通も利かせてくれるので、そこが一番メリットかなって思います。

――最後に、御社メディアのビジョンと弊社に期待されることをお聞かせください。

森田さま:私たちのメディアも組織も未成熟で、その進化の過程をこのtechtektで表現しています。それを一緒に引き出していただけるパートナーとして、これからもお願いできればと思っています。今は読み物コンテンツでそれを表現していますが、今後、それ以外の表現方法についてもご相談できるといいなと思っています。

特にコロナ禍で対面でのインタビューができなくなってきたり、これまで当たり前にしてきた撮影も容易にできる世の中でなくなってきているので、今のこの時代にあったインタビューの在り方やメディアの在り方についても、伊藤さんから色々と教えていただきながらこのtechtektが発展していくといいなと思っています。

――ありがとうございます。今、ライター陣の拡充をしていますので今後ともよろしくお願いします。斉藤さまはいかがでしょうか?

斉藤さま:今後100万人規模でエンジニアさんが不足することが予測される中で、今もエンジニアさん自身がこのメディアを通じて外に発信をしていますし、ここを通過点にしてもらいたいなと思っています。techtektを通じて、「パーソルキャリアはこういうことをしているんだ」、「ここで働いてみよう」と知るきっかけになってほしいですし、実際に入社した後、今度は発信者としてtechtektを活用してほしいと思っています。

「TECH Street」であれば、外部のエンジニアさんたちと自分の技術を高めるための情報交換やディスカッションを行うことができます。エンジニアさんや広義にテクノロジーにかかわる人が、このメディアを通してパーソルキャリアを知る、働くのは楽しいということを発信できるメディアになったら素晴らしいことだと思っています。そして、何らかの助けになれたらと。伊藤さんにはこのメメディアの一部として、一緒に取り組んでいただけると嬉しいです。

――お褒めの言葉をいただきましてありがとうございます。ますます頑張っていきます、今後ともよろしくお願いいたします。

 

取材・文=近藤由美(エーアイプロダクション)

画像編集=古宮こうき

 

【取材協力】

パーソルキャリア株式会社

https://www.persol-career.co.jp/

パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。

 

techtekt(テックテクト)

https://techtekt.persol-career.co.jp/

パーソルキャリアの「エンジニアリング組織」に所属する社員のリアルな「はたらく」にフォーカスしたコンテンツプラットフォームです。未来の「はたらく」をテクノロジーで創造する社員、組織、そして文化醸成の過程をつづっていきます。

 

斉藤 孝章 様

デジタルテクノロジー統括部 ゼネラルマネジャー

大学卒業後、自動車業界を経て、コンサルティング業界、EC業界、人材業界などのITガバナンス及びIT戦略・設計に従事する傍ら、管理職として組織構築に貢献。2016年にパーソルキャリア(旧インテリジェンス)に入社。同社のミッションである「人々に“はたらく”を自分のものにする力を」の実現をテクノロジードリブンでリードする。

 

森田 千瑛 様

テクノロジー本部 組織開発部 Techリレーショングループ

2009年パーソルキャリアに入社。キャリアコンサルタントやマーケティングの経験を経て、人事へ異動。エンジニア採用やオンボーディングなどの施策検討などを行い、現在は採用広報として、エンジニア向けオウンドメディア「techtekt」を運営する。

※2021年3月現在の情報です。

お問い合わせの前に

どんな分野に対応?どんな仕事を頼めるのか? プロインタビュアー伊藤秋廣・活用ガイド

お問い合わせ・お見積もり・ご依頼はこちら