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テクノロジーがサポートする“求人審査AI”って何するの?

2020年10月9日
AI

パーソルキャリア様が運営する「エンジニアリング組織」紹介に特化したコンテンツプラットフォーム「techtekt(テックテクト)」。同社で活躍中のエンジニアをご紹介するインタビューコンテンツの制作をサポート(取材・撮影・執筆)させていただいております。

今回は、AI活用によって求人広告・求人票の掲載基準が満たされているかどうかの確認をサポートを実現する「求人審査AIプロジェクト」を取材。同社デジタルテクノロジー統括部のビジネス企画、エンジニア、アナリティクス担当者にグループインタビューを実施して、いくつもの部署をまたぎ、多くの関係者が絡むプロジェクトならではの苦労と仕事の醍醐味についてお聞きしました。

(冒頭引用)
すべての求人を目視で確認する限界――審査部門が抱える課題

――まずは、求人審査AIプロジェクトの概要からお聞かせください。

北島:dodaに掲載されている求人広告・求人票の表現は、全国求人情報協会に定められた基準に従って、パーソルキャリア独自に定めたルールが存在します。さらに当社では、求人票だけではなくスカウトメールなどでも同様のルールを引いていますが、こちらのチェックは外部委託しています。

チェックする求人件数は月に数千件に上り、チェック項目は法改正などに伴い、随時アップデートされていきます。それをすべて審査部門の人の目で間違いなく確認してきましたが、コストをかけずにミスなく遂行することは相当難易度の高いことです。また外部委託費も膨らんでいたことから、費用削減の目的もあり、AIの導入が決定。効率化を図ったのが、今回の求人審査AIプロジェクトとなります。

そもそものきっかけは、僕がパーソルキャリアに入社後、事業部門の方からのヒアリングを重ねながら、業務改善のアイデアを練っていたときのこと。業務内容は複雑ですが、審査部門がきちんとルールを作り、法改正に伴いしばしば変更はあるものの「このキーワードはNG」といったように、審査基準も比較的明確になっていました。そうであるなら、機械学習を活用して判定ができるのではないかと考えたのが最初です。

その後、ルールや表現の一例をとってみて、本当にそれが可能なのかを検証。アナリティクスを担当する大前さんに「この文章からこの表現を抽出することは可能か」と相談すると、BERTを使えばできそうと話があり、そこから本格的にプロジェクトがスタートしました。

続きはこちら

https://techtekt.persol-career.co.jp/entry/tech/201002_01

インタビュー後記

本件は、パーソルキャリアのご担当者様との温かいパートナーシップの中で取り組ませていただいている連載ワーク。とても楽しくポジティブな雰囲気の中で、インタビューイーとの対話が繰り広げられます。私がインタビューをするのはもちろん、時にはファシリテーターの役割に回って、関係者同士で対話を進めていただくこともあります。そこは阿吽の呼吸で、臨機応変に対応。私のような外部インタビュアーを効果的にご活用いただいている事例です。(伊藤秋廣)

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